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cpacer

4.8 コマンド実行

Emacsでは,M-xに続けてコマンドを入力することにより,さまざまなコ マンドを実行できます.

例えば,C-x C-fはM-x find-file, C-x C-sはM-x save-bufferなどといったよう に対応しています. M-xを入力すると,ミニバッファにカーソル が移動するので,コマンドを入力して<RET>を押します.

4.8.1 補完機能

Emacsのコマンドはコマンド名で機能を表現しているため,実行するために 長い名前を入力しなければなりませんが, 補完機能を利用することで簡単に入力できます.

M-xの後のコマンド名の入力やファイル名の入力の際に,ある程 度まで入力したところで<TAB>を入力すると,確定できるところまで補完し, 複数の候補がある場合にはウィンドウに表示されます. 例えば,M-xを入力した後に<TAB>を入力すると, 図[*]のようにEmacsコマンドの一覧が表示されます.

図: Emacsのコマンド入力

また,C-x C-f, C-x iなどによるファイル名の入力の際にも 補完機能を利用できます.