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cpacer

4.2 複数ファイルの編集

4.2.1 バッファの情報の表示

バッファの情報を表示するには,C-x C-bを入力します. ウィンドウが分割され``バッファリスト''が表示できます. 次に例を示します.

 MR Buffer           Size  Mode         File
 -- ------           ----  ----         ----
.   report.txt        456  Text	        /home/t02000tf/report.txt
 *  memo.txt          123  Text	        /home/t02000tf/memo.txt
    *scratch*           0  Lisp Interaction	
 *  *Messages*        663  Fundamental	
    *ESS*               0  Fundamental	
 *% *Buffer List*     367  Buffer Menu	

`*scratch*'と`*Messages*'と `*ESS*'はEmacs起動時に自動的に作成されるバッファであり, `*Buffer List*'はバッファリストを指しています.

それぞれのフィールドは次のような意味を示しています.

4.2.1.1 MR

Modified/Read Onlyの情報を表示しています. `*'はバッファの内容が変更後保存されていないこと, `%'はバッファの内容は変更できないこと, `.'はバッファが現在ウィンドウに表示されていること を示します.

4.2.1.2 Buffer

バッファ名を示します.

4.2.1.3 Size

バッファサイズを示します.単位はByteです.

4.2.1.4 Mode

モード([*])を示します.

4.2.1.5 File

バッファの編集結果を保存(C-x C-s)するときの保存先のファイル パスを示します.

例では,現在ウィンドウには `report.txt'が表示されていることや, `memo.txt'はバッファに読み込まれた後に編集が行われた が,まだ保存はされていないことがわかります.