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3.3 文字の変換


3.3.1 記号の入力

3.3.1.1 かな漢字変換での入力

ほぼすべての記号はかな漢字変換によって入力できます.例えば, `まる'を変換すると`●',`○',`◎',`◯'が候補として表示されます. また,キーボードに書いてある記号をフェンスモード内で入力すると 全角の記号を入力できます.例えば, `%'を入力すると`%'が候補として表示されます.


3.3.1.2 z+1文字入力

zの後に母音以外のキーを入力すると さまざまな全角記号を入力できます. 入力できる記号とキーの組合わせを 表[*]に示します.また,大文字のZの後に1文字 入力すると,その文字が全角となって表示されます.



表: z+1文字入力できる記号
入力 記号 入力 記号 入力 記号 入力 記号 入力 記号 入力 記号 入力 記号 入力 記号
1 ! 2 @ 3 # 4 $
5 % 6 ^ 7 & £ 8 ¢ * ×
9 ( 0 ) - _ = + ±
\ | ` ´ ~ ¨                
q Q w W r R t T §
p P [ { ] }        
s S d D f F g G
h j k l ; : ' "
x :- X :-) c C v V ÷ b ° B
n N m M , < . >
/ ?                        


3.3.2 英文字の入力

3.3.2.1 q/Q+文字列入力

フェンスモードで小文字q または大文字Qに続けて文字を入力すると, ひらがなではなく英文字が入力できます. 小文字qに続けると半角英数字, 大文字Qに続けると全角英数字になります.

例えば,`hiraganaqalphabet'と入力すると, 次のようにq以降はかなに変換されずに表示されます.


3.3.2.2  +1文字入力

ローマ字かなモードで,~につづいて入力された文字は ひらがなにはなりません. 例えば,~nと入力することで, 透過モードに戻ることなく小文字のnを入力できます.


3.3.2.3 透過モードに戻っての入力 -- (C-\)

フェンスモードの状態で C-\を入力すると, それまでに入力したかなに続けてアルファベットを入力できます. ここでは,<SPACE>なども文字として入力されてしまうため, 漢字変換を行うためには, 再びC-\を入力する必要があります.

3.3.3 特殊な文字の入力

C-^を入力すると,次のメニューがエコーエリアに表示され, JISコードによる漢字のコード入力,記号やギリシャ文字の入力などを行えます.

C-b,C-f,または0から5までの数字キーなどを 用いてカーソルを移動し,<RET>で確定します. また,C-pで前ページ,C-nで 次ページを表示できます. 次に,例として`ロシア文字'を選択する手順を示します. C-^を入力した後で, C-nを入力すると,エコーエリアに次のように表示されます.

ロシア文字の`0'にカーソルがあることを確認して <RET>を押すと,エコーエリアに次のように表示されます.

文字にカーソルを移動し,<RET>を押すと, その文字を入力できます.

3.3.4 入力しづらい文字

3.3.4.1 `ゃ',`っ'などの入力

小さい`ゃ'は子音とyを入力し, 小さい`っ'は子音を重ねて入力します.次に例を示します.

kyanpasu → きゃんぱす hasshin → はっしん

また,この小さい`ゃ',`っ'などは次のようにxを前につけても入 力できます.

xa   xi   xu   xe   xo  
xya   xyu   xyo   xtu   xwa  

3.3.4.2 `ん'の入力

ローマ字入力では`はんい'のように`n+母音'のときや, `きんよう'のように`n+y+母音'を入力するときは, `n'' (nとアポストロフィー), `N' (大文字のN),`nn' (nを二回入力)の3つの方法で, `ん'を入力できます.

hani はに   kinyou きにょう
han'i はんい   kin'you きんよう
haNi はんい   kiNyou きんよう

3.3.4.3 その他

ローマ字入力の際,入力しにくいかな文字を次に示します.

wi   we   vu
di   du   thi てぃ

また,キーボードの表記と,実際にウィンドウに表示される文字とが異なるも のを次に示します.

, (カンマ) 、(句点)   [   -
. (ピリオド) 。(読点)   ]