logo
 
cpacer

4.5 個人のコンピュータのCNSへの接続

個人のコンピュータをCNS に接続してサービスを利用できます. 次にそれぞれの接続の設定方法を説明します.

4.5.1 PPP接続

電話回線経由で学校のネットワークに接続できます. PPP接続の詳細については第IV部Windows の[*] も参考にしてください.

ここではMacOS 9.2 を例にとってPPP接続の設定と接続方法を説明します.

4.5.1.1 ダイアルアップ接続の設定

  1. アップルメニュー内にある[コントロールパネル]の中の[TCP/IP]を選択 する.
  2. `経由先'は`PPP'に設定し,`ネームサーバアドレス'に`133.27.4.121'と 入力する.

  3. `TCP/IP'ウインドウを閉じる.

  4. `コントロールパネル'の中の[リモートアクセス]を選択する.

  5. 各項目を次のように設定する.

    ユーザ名(U) : ログイン名-ppp を入力
    パスワード(P) : パスワードを入力

    設定の際の学校の接続先番号は,付録([*])や ITCのWebページ`http://www.sfc.keio.ac.jp/itc/ppp/'を参照してください.

4.5.1.2 接続

  1. `リモートアクセス'コントロールパネルを開く.
  2. `パスワード'にCNS のパスワードが入力されていることを確認し,[接続]をクリックする.
  3. 接続が開始される.
  4. 接続を終了するときには[切断]をクリックする.

接続中はアップルマークとリモートアクセスのアイコンが交互に点滅し,接続中 であることを知らせます.また,接続や切断はコントロールバーから操 作することもできます.

4.5.2 無線LAN 接続

SFC内では無線LAN を用いてネットワークに接続できます([*]).

ここではMacOS 9.2 を例にとって,Apple社の AirMac Cardを用いて CNS に接続する方法を説明します. PCカードスロットを搭載したPowerBook G3シリーズなどでは, Wi-Fi規格に準拠した他社の無線LAN カードを利用します. その際の取付・ドライバのインストールは, 各カードの取扱説明書にしたがってください.

4.5.2.1 接続の準備

はじめに,AirMac Cardを,キーボードを取り外して内蔵しておきます. 詳しい取付方法は本体に付属のマニュアルを参照してください.
次に,無線LAN カードのインストールの方法を示します.

  1. 付属のCD-ROMを挿入し,[Apple SW インストーラ]をダブルクリックする.
  2. 画面の文章をよく読み,インストールが開始できる状況になったら[続ける]をクリックする.
  3. インストール先のディスクを選択し,`選択'をクリックする.
  4. ソフトウェアの使用について必要な情報が複数表示されるので,よく読んでから[続ける]をクリックする.
  5. `インストールの種類'は`推奨インストール'を選択する.
  6. [開始]をクリックし,インストールを開始する. 他のアプリケーションが動作中の場合はインストールができないとの 警告が出るので,作業中のアプリケーションはあらかじめ終了させておく.
  7. インストール終了後,再起動する.

4.5.2.2 設定

  1. 再起動すると`AirMac アシスタントマネージャ'が起動するので,指示にしたがって右矢印をクリックする.
  2. 無線LAN の通信圏内にいれば,`AirMac ネットワーク'に`00000SFC'と表示される.確認できたら右矢印をクリックする.


  3. 作成準備ができたら[設定する]をクリックする.
  4. 設定が終了したら[今接続する]をクリックする.AirMacユーティリティが起動し,接続が完了する.

AirMacユーティリティは,その時点で接続可能なワイヤレスネットワークを自動的に 検出します.また,ネットワークの接続先変更や現在の信号レベルの確認はコントロ ールバーからも操作できます.