Windowsの操作/Windowsの基本操作/キーボードとマウスの操作

コンピュータの操作はすべてキーボードとマウスを利用して行います.一般的な キーボードとマウスの説明と操作については第II部 2を参照してください.ここではWindows環境のマウスの操作について説明します.


2.1.1 マウスの操作

Windowsで利用されるマウスにはボタンが2つもしくは3つ,ついています.IBM IntelliStation にはボタンが3つあるマウスが,IBM Personal Computer 350にはボタンが2つあるマウスが接続されています.Windowsの操作では,左側のボタンを押すことを``左クリック''またはそのまま``クリック'',右側のボタンを押すことを``右クリック''といいます.それぞれの役割について次に説明します.

左クリック

Windowsの操作でもっとも頻繁に使うボタンです.左クリックをすると矢印カーソルで指している部分を``選択する''という行動が行われます.具体的には,矢印カーソルを利用してファイルをドラッグ・アンド・ドロップしたり,OKボタンを選択したりします.

右クリック

右クリックをすると,クリックした場所に適したプロパティメニューが表示されます.矢印カーソルがデスクトップ上を指している状態でマウスの右ボタンをクリックすると図2.1のようなプロパティメニューが表示されます.ファイルの上などでは図2.2のように`コピー'や`開く'といったものがメニューとして表示されます.このようにクリックした場所に適したメニューが表示されるので,コンピュータをより簡単に使いたい場合などに利用します.


プロパティメニュー



ファイル上でのプロパティメニュー