UNIXの操作/UNIXへの招待/CNSのUNIX環境

CNS で利用できるUNIX環境のコンピュータには,本体に接続されたディスプレイ,マウス,キーボードを用いてユーザが直接操作できるコンピュータ(表1.1)と,ネットワークを経由して利用するコンピュータ(表1.2)があります.ネットワークを経由したコンピュータの利用に関しては,第VI部を参照してください.

1.2.1 直接操作できるコンピュータ

直接操作できるコンピュータは,メディアセンター(1階オープンエリア,MMLS,新オープンエリア,
3階グループ学習室など)および各特別教室(k18,e17,i18,o17,λ11)に設置されています.これらのコンピュータは,電子メールの利用やレポートの作成などといった一般の利用方法以外に,機種によってそれぞれ特徴を持っています.例えば,Silicon Graphics社のコンピュータ(otwo??)は,画像や音声,動画の処理に優れており,Sun Microsystems社のコンピュータ(zz???,u???)は,Javaによるプログラミングに優れています.

1.1に各コンピュータについて,ホスト名,場所を示します.詳細については巻末の地図を参照してください.


表 1.1: 直接利用できるUNIX環境のコンピュータ
コンピュータ名 ホスト名 場所
Sun Ultra 30 zz??? k18,e17,i18,o17
Sun SPARCstation 5 z??? メディアセンター
Sun Ultra 10 u??? メディアセンター
SGI O2 otwo?? λ11
Mitsubishi AmityCN   CNS コンサルタントによる貸し出し

Sun Ultra 30,Sun Ultra 10,Sun SPARCstation 5

`Sun Ultra 30'はk18,e17,i18,o17に,`Sun Ultra 10'はメディアセンター新オープンエリアに,`Sun SPARCstation 5'はメディアセンター1階オープンエリアに設置されています.これらのコンピュータでは,Emacsを使ったレポート作成や電子メールの読み書きの他,プログラミング言語なども利用できます.また,Sun Ultra 10では,カメラやマイクを使って動画や音声を取り込めます.

SGI O2

SGI O_2λ11特別教室に設置されており,SOFTIMAGE 3DShowcaseなどのアプリケーションを利用して画像処理を行えます.また,カメラが接続されているため動画や静止画を取り込めます.

1.2.2 ネットワーク経由で利用するコンピュータ

CNS 上にあるネットワーク経由で利用するコンピュータは,統計処理など他のコンピュータにはない機能を持っており,高い処理能力を有しています.

これらのコンピュータは,直接操作できるコンピュータからsshコマンドを使って利用します.表1.2にこれらのコンピュータのホスト名を示します.このような,ネットワークを経由して利用するコンピュータを``サーバ''と呼びます.


表 1.2: ネットワーク経由で利用するUNIX環境のコンピュータ
コンピュータ名 ホスト名
Sun Ultra Enterprise 3000 ccz00,ccz01
Sun Ultra Enterprise 420 ccz02
Sun Ultra Enterprise 450 ccz03

ネットワーク経由で利用するコンピュータには,ccz00ccz01ccz02ccz03があります.これらのコンピュータは``計算サーバ''と呼ばれます.