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1.1 SFCにおけるネットワーク環境

SFCでは文書作成や画像処理,コミュニケーションなど, 多彩な機能を備えたコンピュータを利用できます.

1.1.1 SFC-CNS

`SFC-CNS ' とは,湘南藤沢キャンパス・キャンパスネットワークシステム (Shonan Fujisawa Campus - Campus Network System)の略称です. 以降文中では,SFC-CNS を`CNS 'と表記します. コンピュータ同士を接続し, 互いに情報を交換できる環境を ``ネットワーク'' といいますCNS とは,SFCに おけるコンピュータのネットワーク環境のことを指します.

コンピュータはそれぞれ独立してさまざまな機能を持っており, さまざまな情報を扱っています. さらにコンピュータを 電話回線やネットワークケーブル,電波などでつなげることによって, 複数のコンピュータ間で情報を共有できるようになります.

CNS では5000台を超えるコンピュータがネットワークに接続され, 研究・教育の場で利用されています. 学生はこれらのコンピュータを利用してさまざまな活動を行えます. また,SFCにあるコンピュータだけでなく,自宅のコンピュータも電話回線など を利用することでCNS に接続でき,本書で説明する多くの機能を利用できます.

1.1.2 ネットワーク

CNS のように,大学や企業の中で組まれたコンピュータのネットワーク環境を `LAN ' (Local Area Network)といいます. LAN は,お互いにつながり合って,さらに大きなネットワークを形成しています. このように多くのLAN が集まってできているネットワークを``インターネット'' といいます. 各地に点在していた比較的小規模のネットワーク(LAN など)が, 次第につながり合い,現在のように世界中のコンピュータをつなぐ インターネットに発展しました. 現在,インターネットを介してコミュニケーションや 動画配信,情報掲載などが日々行われています. このように幅広い分野に応用されているインターネットは, 柔軟性と発展性に富んだ情報基盤の1つになっています.

CNS もインターネットを介して世界中のネットワークとつながっています .インターネットを利用することで,文章をはじめ写真,映像などの情報を全世界に向けて発信したり, 距離を越えて必要な情報を手に入れるなど, 世界中の人々とコミュニケーションをはかれます.