next up previous contents
Next: 2.7 画像の加工 Up: 2. ペイント系画像ツールの利用 Previous: 2.5 ルートウィンドウへの画像の表示



2.6 画像の表示 -- XV

XVは,対話的に画像の操作,編集を行えるアプリケーションである.XVの主な機能は,各種画像ファイル形式の表示や保存,変換であり,画像の作成などは行えない.

取り扱える画像ファイル形式を次に挙げる.画像ファイル形式の詳細は第1部 1を参照すること.











2.6.1 起動

次のように入力すると,XVの起動画面が表示される(図2.9).

% xv &<RET>

図 2.9:xvの起動画面
図 2.9:xvの起動画面

また,次のように表示したいファイルを指定してXVを起動すると,指定した画像がXVの起動画面の代わりにウィンドウに表示される.
% xv [ファイル名] &<RET>
XVで扱えない画像ファイル形式を指定した場合,ウィンドウは表示されるが,画像は表示されない.

2.6.2 コントロールパネルの機能

ウィンドウの中で右ボタンをクリックすると,XVのコントロールパネルが表示される(図2.10).ここではコントロールパネルの機能について説明する.


図 2.10:XVのコントロールパネル
図 2.10:XVのコントロールパネル


操作ボタン


読み込み

[Load]は`xv'ウィンドウ上に,指定した画像ファイルを読み込んで表示する機能である.コントロールパネルの[Load]をクリックすると,`xv load'ウィンドウ(図2.11)が表示される.そのウィンドウ内でファイルのリストから該当するファイルを選択しクリックするか,`Load file:'に直接ファイル名を入力して[Ok]をクリックすると,その画像ファイルが`xv'ウィンドウに表示される.

また,コントロールパネル上部の[Image Size]をプレスして表示されるをメニューから画像の表示モードを変更すると,現在表示している画像をルートウィンドウにも表示できる.なおこの場合は,画像を表示していた`xv'ウィンドウは消える.



図 2.11: `xv load'ウィンドウ







図 2.12: `xv save'ウィンドウ





保存

[Save]は現在`xv'ウィンドウに表示されている画像をファイルに保存する機能である.コントロールパネルの[Save]をクリックすると`xv save'ウィンドウ(図2.12)が表示される.`xv save'ウィンドウ内で画像ファイル形式(Format)と色形式(Colors)を選択する.該当するファイル名をクリックするか,`Save file:'に直接ファイル名を入力して[Ok]をクリックすると,選択した画像ファイル形式で画像が保存される.拡張子はFormatを選択した時点で自動的に付けられる.

また,画像が表示されている`xv'ウィンドウの大きさを変えることによって,画像の拡大縮小を行える.

取り込みボタン

取り込み

[Grab]はウィンドウダンプを取る機能である.コントロールパネル上の[Grab]をクリックすると,`xv grab'ウィンドウ(図2.13)が表示されるので,取り込みたい内容によって次のように操作する.


図 2.13:`xv grab'ウィンドウ
図 2.13:`xv grab'ウィンドウ



マウスの中ボタンをドラッグしてウィンドウダンプを取るときは,中ボタンをリリースすると同時に取り込みがはじまる.

編集ボタン


切り取り

[Crop]はXVの画面に表示されている画像の一部分を切り取る機能である.XVのウィンドウ上で左ボタンをドラッグすると点線の枠が表示される.

この状態で,コントールパネル左下の[Crop]をクリックすると,枠で囲った部分だけが切り取られる.[UnCrop]はCrop操作の取り消しを行う.また,[AutoCrop]は表示画像に同一色の余白がある場合,その部分を自動的に切り捨てる.

縮小,拡大

表示している画像全体を縮小,拡大する.

回転

表示している画像全体を90度回転する.

反転

指定した範囲を縦,横に反転する.範囲を指定していない場合,画像全体を反転する.

プルダウンメニュー

Image Info

現在表示されている画像ファイルに関する情報を得る機能である.コントロールパネル上部の[Windows]→[Image Info]を選択するか,またはコントロールパネル上でiを入力すると`xv info'ウィンドウが表示される.このウィンドウには現在表示されている画像に関する情報が示され,その画像に変化があるたびに書き換えられる.再度同じ操作を行うと`xv info'ウィンドウは閉じる.


Color Editor

現在表示されている画像の色調などの変更を行う機能である.コントロールパネルから[Windows]→[Color Editor]を選択するか,またはコントロールパネル上でeを入力すると`xv color editor'ウィンドウが表示される.このウィンドウには,RGBの設定やイメージの修正を行うためのさまざまな項目があるので,これらを変更することによって画像の修正を行える.

Algorithms

Algorithmsは,画像にぼかしやエンボス化などの特殊効果を与える機能である.コントロールパネル上部の[Algorithms]をプレスして表示されるプルダウンメニューに特殊効果の種類が表示されるので,利用したい効果を選択してリリースする.

終了ボタン

XVの終了

XVを終了するときはコントロールパネルの[Quit]をクリックするか,またはxvのウィンドウ上でqを入力する.


next up previous contents
Next: 2.7 画像の加工 Up: 2. ペイント系画像ツールの利用 Previous: 2.5 ルートウィンドウへの画像の表示