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1.4 CNSへのネットワーク接続

自宅のコンピュータから電話線を経由したり,ラップトップコンピュータから情報コンセントを利用して,CNSの様々なサービスを利用できる.ここでは,WaveLAN,情報コンセント,電話線を経由してCNSに接続できるモデムポートについて説明する.


1.4.1 情報コンセント

フリーアクセス化された教室においては,図1.1のように床に埋め込まれているネットワークの接続口(情報コンセント)とLANケーブルを用いてコンピュータをCNSに接続できる.


図 1.1:情報コンセント
図 1.1:情報コンセント

すべての一般教室にこの情報コンセントは設置されているが,ポート数(接続口の個数)が各教室で異なっている.また,すべての一般教室の教卓には4ポートの接続口が用意されている.表1.5に設置されている場所と情報コンセントのポート数を示す.


表 1.5: 情報コンセントを利用できる場所
場所 ポート数 場所 ポート数
e13,e18,o13,o18 40ポート 研究棟2階踊り場 4ポート
k11,e11,e21 72ポート すべての一般教室の教卓 4ポート
o11 84ポート メディアセンターオープンエリア 120ポート
i11 100ポート k23,e23,i23 200ポート
e22 160ポート    

     

多数の電気機器を使用すると,一般教室の許容電力を越えてブレーカが落ちてしまう.ラップトップコンピュータの消費電力ならばブレーカは落ちないが,消費電力の大きな機器を繋げるとブレーカが落ちるので注意すること.


1.4.2 WaveLAN

WaveLANは無線を用いて,ネットワーク接続を行うシステムの総称である.CNSでは,WavePOINTと呼ばれる基地局とラップトップコンピュータに接続するカードであるWaveLAN/PCMCIAを利用する.2000年度中にシステムの更新が予定されているので,インフォメーションテクノロジーセンター(以下,ITCと表記)からの広報に注意すること.

WaveLANは,ラップトップコンピュータをケーブルやコネクタの位置を考えずにネットワークに接続できる.メディアセンターCNSコンサルタントでは,WaveLAN/PCMCIAカードの貸し出しを行っており,これらを用いて自分のラップトップコンピュータをCNSに接続できる.WaveLANの貸し出しについては,第1部 3を参照すること.

無線を利用しているため,電波の届く範囲で利用する必要がある.また,基地局の近くであっても壁を隔てた場所では利用が制限される.


1.4.3 モデムポート

1.6に電話線経由でCNSを利用する際に使用するモデムポートの種類を示す.これらは基本的に24時間利用できる.なお,ダイアルアップ用電話番号やポート数,機能の変更は掲示板やITCからの広報で告知する.また,接続に関するマニュアルをメディアセンター1階CNSコンサルタントブースで配布している.


表 1.6: モデムポート数と利用可能な機能
電話番号 モデムポート数 アナログ回線 デジタル回線
    最大通信回線 ISDN(MPを含む) PIAFS
A 14 28.8kbps × ×
B 12 28.8kbps × ×
C 22 14.4kbps × ×
D 46 33.6kbps ×
E 184 33.6kbps ×
F 184 33.6kbps ×
G 23 ×


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