自宅のコンピュータから電話線を経由したり,ラップトップコンピュータから情報コンセントを利用して,CNSの様々なサービスを利用できる.ここでは,WaveLAN,情報コンセント,電話線を経由してCNSに接続できるモデムポートについて説明する.
フリーアクセス化された教室においては,図1.1のように床に埋め込まれているネットワークの接続口(情報コンセント)とLANケーブルを用いてコンピュータをCNSに接続できる.
すべての一般教室にこの情報コンセントは設置されているが,ポート数(接続口の個数)が各教室で異なっている.また,すべての一般教室の教卓には4ポートの接続口が用意されている.表1.5に設置されている場所と情報コンセントのポート数を示す.
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WaveLANは無線を用いて,ネットワーク接続を行うシステムの総称である.CNSでは,WavePOINTと呼ばれる基地局とラップトップコンピュータに接続するカードであるWaveLAN/PCMCIAを利用する.2000年度中にシステムの更新が予定されているので,インフォメーションテクノロジーセンター(以下,ITCと表記)からの広報に注意すること.
WaveLANは,ラップトップコンピュータをケーブルやコネクタの位置を考えずにネットワークに接続できる.メディアセンターCNSコンサルタントでは,WaveLAN/PCMCIAカードの貸し出しを行っており,これらを用いて自分のラップトップコンピュータをCNSに接続できる.WaveLANの貸し出しについては,第1部 3を参照すること.
表1.6に電話線経由でCNSを利用する際に使用するモデムポートの種類を示す.これらは基本的に24時間利用できる.なお,ダイアルアップ用電話番号やポート数,機能の変更は掲示板やITCからの広報で告知する.また,接続に関するマニュアルをメディアセンター1階CNSコンサルタントブースで配布している.
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