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2.3 行揃え

では,文書のタイトルのように文字列を中央に寄せたり,文字列を右に寄せるなど行の揃えを制御できる.ここでは行揃えに関する環境を説明する.次に書式を示す.

2.3.1 center環境

文字列を中央に揃える.各行は必ず改行コマンド`\\'あるいは空行を入れる必要がある.ただし最終行には必要ない.

2.3.2 flushright環境

文字列を右寄せにする. center環境同様,各行は行末に改行コマンド`\\'があるか,もしくは空行で区切られている必要がある.

2.3.3 flushleft環境

横書きの文章は一般に左寄せされているが,単語間空白を微調整したり,単語をハイフンを使って区切るなどして,行の右側も揃うように自動調整されている.これを``行揃え''と呼ぶ. flushleft環境はこの行揃えを行わないようにする.次に各環境の実行例を示す.



\begin{flushleft}
情報処理レポート\\
No.03
\end{flushleft}
\begin{center}
\LaTeX なレポートはどうですか
\end{center}
\begin{flushright}
環境情報学部1年 藤沢太郎\\
1999年5月10日
\end{flushright}
Word全盛の世の中ですが,
たまには\LaTeX でレポートを書いてみるのも楽しいですね.

情報処理レポート
No.03
なレポートはどうですか
環境情報学部1年 藤沢太郎
1999年5月10日
Word全盛の世の中ですが,たまにはでレポートを書いてみるのも楽しいですね.



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