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3.2 文字列の置換 -- (M-%)

検索する文字列と置換する文字列を指定して,カーソルの位置以降の文字列を置換できる.

例として,`centre'を`center'に置換する操作を説明する.まずM-%を入力するとエコーエリアに次のメッセージが表示され,カーソルがエコーエリアに移動する.

Query replace: centre_
ここで`centre'と入力し,<RET> を押す.するとエコーエリアに次のように表示される.

Query replace centre with: center_
ここでは`center'と入力し,<RET> を押す.すると,カーソル位置以降でcentreという文字列が検索され,カーソルが移動する.そこで<SPACE>またはyを押すとcentrecenterに置換され,<BS>またはnを押すと置換せずに次へ進む.centreという文字列がなくなった時点で置換は終了する.1つ1つ確認せずにバッファの最後まですべて置換する場合は`!'を入力すればよい.


日本語文字列の置換

日本語文字列を置換する場合は英語の置換の際と同様にM-%を入力し,カーソルがエコーエリアに移動したところで C-\(C-)を入力すれば,エコーエリアが次のように変わりたまごを利用した日本語の入力ができるようになる.文字列を入力した後<RET> を押すと,入力した文字列の検索が始まり英語と同様に置換を行える.ただし,日本語の単語の場合,改行で区切られていると,置換の対象にならないので注意すること.
[あ]Query replace: けいおう_
3.2に文字列置換に関するキー操作を示す.



表 3.2: 文字列の置換
キー操作 意味
M-% 文字列の置換
<SPACE> y 置換の実行
<BS> n 置換の非実行
! バッファの終わりまですべて置換




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